妊活

【管理栄養士監修】知っておきたいカフェインの話。妊活・妊娠中は何杯までならコーヒーを飲んでOK?

妊活・妊娠中は何杯までならコーヒーを飲んでOK?

皆さんは、コーヒーはお好きですか?

私は大好きで1日2〜3回

コーヒーを楽しむことが習慣になっています。

 

でも、妊活・妊娠中は

カフェインがちょっと気になる方も多いかもしれません。

 

「妊娠中のカフェインに注意」ということは良く聞きますが、

・なぜ注意が必要なのか

・どんなものに入っているのか

きちんと把握できていますか?

 

コーヒーがお好きな方は

・1日何杯までなら飲んで大丈夫なの?

という点も気になるところではないでしょうか。

 

そこで今回は、

妊娠中のカフェインについて管理栄養士が解説していきます。

 

1.妊婦さんはコーヒーを飲んでいいの?ダメなの?

「カフェインに注意」というのは

全く摂ってはダメなのか?

量に気をつければ大丈夫なのか?

気になるところですよね。

 

カフェインの摂取量について

各機関の研究内容によって基準に若干の差はありますが

悪影響のない最大摂取量が提示されています。[1]

 

よって、量に気をつければ飲んで大丈夫です。

 

2.カフェインを摂りすぎるとどんなリスクがあるの?

カフェインには

体へのどのような影響があるのでしょうか?

 

妊娠においてのリスクについても見ていきましょう。

 

カフェインを過剰に摂取した場合には

・中枢神経系の刺激によるめまい

・心拍数の増加

・興奮

・不安

・震え

・不眠症

・下痢

・吐き気

などの健康被害をもたらすことがあります。

 

よって、

食品からのカフェインの摂取に関しては

国際機関などにおいて注意喚起等がなされています。

 

妊娠中については、

母親の血液からのカフェインの消失が著しく遅くなるため

過剰摂取は

・胎児の成長遅延

・出生児の低体重

・早産、または死産

と関連する可能性が示唆されています。[1]

 

少量のカフェインは覚醒や集中力の向上などの

良い効果がありますが、

カフェインに対する感受性は個人差が大きいため、

過剰に摂取した際に起こる症状を把握しておくことで

思い当たる点がある方は、

自身で調整することも大切です。

 

3.何杯まで飲んでいいの?

では、妊娠中にどのくらいの量なら悪影響がないと

言われているのでしょうか。

 

カフェインを一生涯摂取し続けたとしても、

健康に悪影響が生じないと推定される

1日あたりの摂取許容量については、

個人差が大きいことなどから、

日本においても、国際的にも設定されていません。[2]

 

しかし、

悪影響のないカフェインの最大摂取量については

海外の各機関でも公表されています。

各機関の研究内容によって公表されている数値を

見てみましょう。

 

◉世界保健機関(WHO)

「1日のカフェイン摂取量が300mgを超える妊婦に対しては、

流産や新生児の低体重リスクを低減するために、妊娠中はカフェイン摂取量を制限するように」

と注意喚起

 

◉カナダ保健省

「妊婦又は授乳婦及び妊娠を計画している女性はカフェイン300mg/日未満」

を推奨

 

◉欧州食品安全機関(EFSA)

「妊婦・授乳中の女性は習慣的なカフェイン摂取200mg/日以下であれば、

胎児に健康リスクは生じない」

としている。

 

基準に若干の差はありますが、

カフェイン量で1日に200〜300mg

がボーダーラインになっています。

 

カフェイン200mg/日ですと

コーヒーにしてマグカップ(237ml入り)で約1.5杯弱

 

カフェイン300mg/日ですと

コーヒーにしてマグカップ(237ml入り)で約2杯強

 

になります。[1,2]

 

ちなみに、

健康な成人はカフェイン量で1日400mgまで摂取しても

健康リスクは生じないと公表されています。[1]

 

カフェイン400mg/日ですと

コーヒーにしてマグカップ(237ml入り)で約3杯弱

 

になります。

 

4.カフェインはどんなものにどのくらい入っているの?

カフェインはコーヒー以外にも、

お茶やエナジードリンク、眠気覚まし用の清涼飲料水、サプリメント、ガムなど

様々な製品に添加されています。

 

どのくらい入っているか見てみましょう。

 

・ウーロン茶 20mg/100ml

・せん茶 20mg/100ml

・ほうじ茶 20ml/100ml

・玄米茶 10mg/100ml

・玉露 160mg/100ml

・エナジードリンク又は眠気覚まし用飲料(清涼飲料水) 32〜300mg/100ml

[4]

 

エナジードリンクなどは

製品によって、カフェイン濃度、内容量が異なります。

 

添加したカフェインを一定量以上含む清涼飲料水については

カフェイン量とともに小児や妊婦等に対して飲用を控える旨の

表示が行われるように取り組まれています。

ぜひチェックしてみてください。[2]

 

5.コーヒーと上手に付き合っていこう♪

コーヒーがお好きな方は、

味はもちろん、その時間や空間を

楽しまれている方も多いと思います。

 

妊活や妊娠中の大敵はストレスでもあるので、

適量を把握し、デカフェのコーヒーを利用するなど

我慢がストレスにならないように工夫して楽しめると良いですね♪

 

 

【出典】

[1]食品安全委員会|食品中のカフェイン

https://www.fsc.go.jp/factsheets/index.data/factsheets_caffeine.pdf

[2]厚生労働省|食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html

[3]農林水産省|食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてhttps://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/caffeine.html

[4]文部科学省|日本食品標準成分表2015年版(七訂)

https://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2017/02/16/1365343_1-0216r9.pdf

(全て2020-11-18 参照)

 

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